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「日本語教師養成5日間コース」
日付:
2009年7月20日(月)−24日(金)
会場:
神奈川県川崎市産業振興会館四階(JR川崎駅より徒歩6分)
時間:
午前9時−午後5時
受講費:
95,000円
講師:
ハリーコットン博士
(日本語の通訳付)
定員:
60名
大変人気のあるコースですので、お早目にお申し込みください。
お申し込み方法:
お申し込みページより
「日本語教師養成5日間コース」のお問い合わせは:
Canadian Institute of Languages(CIL)日本事務局
TEL:011-595-7175
info@ciljapan.com
USAT理工文科大学について:
www.usatmts.jp
エレバン文化大学について:
www.yerevan.jp
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CILでは、この度モンゴルの首都、ウランバートルの「スミレ外国語トレーニングセンター」に就職された、山田達郎さんにインタビューいたしました。
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| 山田さんとモンゴルの生徒たち |
CIL:「山田さん、この度はモンゴルへの就職おめでとうございました。まず、多くの方が知りたい点ですが、どのように就職先を見つけましたか?」
山田:「モンゴルの人材派遣機関からの紹介です。」
CIL:「そうですか。山田さんは昨年「日本語教師短期養成コース」を受講されましたね。就職の際には他の学歴や資格が関係していましたか?」
山田:「私の場合、他にも日本語教育に関するNAFLの証書を1つ取得していました。これらの証書を通して日本語教育を専門に行っていることを強調できたことは大きかったです」
CIL:「なるほど・・・。山田さんの勉強熱心が成功につながったんですね。所で、山田さんが就職した機関はどんな機関ですか?」
山田:「ここは言語学校です。学生たちが放課後に、社会人が就業後に通っています。」
CIL:「給料や仕事時間など待遇はいかがですか?」
山田:「週に90分授業が7コマ前後あります。給料は、月150,000tg(約13,000円)で、アパートが付いています。」
CIL:「いい条件ですねえ。では最後に、就職の際、また実際に仕事を行ってみて、「日本語教師短期養成コース」で学んだことが役立ちましたか?また、就職の秘訣はありましたか?」
山田:「役立ちました。学校側の用意したカリキュラムの中に、日本語教師短期養成コースで学んだことを混ぜ合わせながら授業を行えます。生徒のニーズにもよりますが、割合自由に授業内容を決定できるので、集中力を切らすことなく多彩な授業が行えます。また、証書を持っていて日本語教育の専門家であることを強調できました。」
CIL:「そうですか。証書を大いに活用してくださり、スタッフとしても本望です。それでは、引き続きモンゴルにおける日本語教師のお仕事をお楽しみください。本日はありがとうございました。」
昨年の「日本語教師短期養成コース」の卒業生達は、すでに続々と海外で日本語教師として活躍をし始めています。詳しくは「卒業生からの報告」ページをご覧ください。 |
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CILの姉妹団体であるCIEの主催する「5日間TESOLコース(英語教師資格コース)はすでに日本では夏の恒例となっており、来年で10年目を迎えようとしています。卒業生も数百人を数え、海外で活躍中の人も大勢いらっしゃいます。CILではそうした方々の幾人かに、海外における日本語教師の必要性や今後の見込みについて尋ねてみました。
まずは、ネパールのトリブヴァン国立大学国際言語学部・日本語学課において教鞭をとっておられる、寺島崇司博士(教育学)にお尋ねしました。博士は、日本語教師に求められる資質、その醍醐味、またコットン教授の講習の効果についても熱心に語ってくださいました。
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| 寺島博士と生徒たち |
CIL:「ネパールでの日本語教育事情はどんなものでしょうか?」
寺島:「非常に日本語教育熱が高まっています。私の大学でも約15言語の教育が行なわれていますが、日本語を学ぶ学生数は英語を除くと最も多いです。年にもよりますが、通常300名ほどが学んでいます。私の勤めているトリブヴァン大学はネパールで唯一の国立大学で、日本語教育においてもLeading
Campusとなっています。それ以外にも日本語を教えている教育機関が無数にあり、どの教育機関も質の高い日本語教師を求めています。残念ながら質の高い日本語教師はまだまだ少なく、訓練を受けた日本語教師がもっと増えればと願っております。」
CIL:「ネパール人の日本人に対する見方はどんなものでしょうか?」
寺島:「アジアの国ならたいていそうだと思いますが、日本に対して非常に良い印象を持っています。経済的に最大の支援をしている国であるというだけでなく、日本人一般が持つ勤勉さや、腰の低さといったものに好感を抱いている人が多いですね。援助額という面ではアメリカもほぼ同じような援助をしているのですが、なぜか日本人のほうがずっと人気が高いですね。」
CIL:「それは嬉しいですね…。所で博士は、日本語教師に必要な資質とはどんなものだと考えておられますか?」
寺島:「『やる気』と『熱意』そして『人を助けたい』という気質でしょうか。もちろんある程度の専門知識を持つに越したことはないですが、その知識がかえって障害になり、生徒の目線で教えられない教師もたくさん見てきています。日本語学習者は専門用語どころか、一般的な言葉でさえも必死に学んでいるわけで、教える際に必要なのは、各学習者がそれまで学んだ言葉を使って新しい概念や言葉を理解できるように指導する能力、という事になります。……必要なのは先ほど申しました資質と、あとちょっとしたコツを体得することです。そのコツを得るにはコットン教授のコースは最適だと思います。」
CIL:「博士はコットン教授のTESOLおよびSLAMのコースを受けたと聞きますが…。」
寺島:「はい、2003年に開講されたコースに参加させていただきました。」
CIL:「どのような印象を持たれましたか…?」
寺島:「立場上、これまでもさまざまな日本語教育セミナーに参加してきましたが、コットン教授のセミナーは一番の衝撃でしたね。なかなか座らせてくれないんです(笑)。受講者がみんな立って、動いて、飛んで、跳ねて…。教授法を「習得」するのではなく「体得」しましたね。既成の「教育」の概念そのものが打ち壊されたような気がします、いい意味で。それまでも日本語教育を行なっていましたが、これを機に大きくやり方を変えることにしました。現在、大学において、文法、読解、作文、書取、聴解、朗読、会話など、さまざまな科目を教えていますが、ほとんどの授業において、コットン教授から教わったやり方を取り入れていますね。自分で言うのもなんですが、学生たちの評判はよく、どの生徒もこの教授法を気に入ってくれます。実際、生徒の日本語能力も驚くほど伸びております。ある日一人の生徒が「博士、悩みがあるんです」と言ってきました。何かと聞くと「私、家に帰っても、仕事しても、日本語のことばかり考えて他のことに手がつかなくなってしまうんです。日本語を書いたり読んだりすると、心が落ち着くんです。」とコメントしました。これと似たようなコメントはよく聞かされます。「日本語中毒患者」を増やさないよう注意しないといけないですね(笑)。
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| 授業風景 |
CIL:「素晴らしい成果ですね。では、さらにお尋ねしたいと思いますが、ネパールのような発展途上国で日本語を教えても、いい給料はもらえないのでは…と心配される方もいらっしゃいますが、その辺りの事情はいかがでしょうか?」
寺島:「そうですね。率直に言いますと、高い給料を出してでも雇いたいという機関は少ないと思います。受け入れ機関も現地の人によって運営されている場合が多いですし、学費も日本から考えると相当安い額しか取ることができません。自分で経営するにしても、現地法人に雇ってもらうにしても、よい給料は期待できないでしょうね。ですから、高収入を得て成功しよう、という人には向かないかもしれません。それでも、現地で普通かそれより少しいい生活をしながら日本語教師をしている人は大勢います。」
CIL:「そうしますと、海外で日本語を教えることの醍醐味は何ですか?」
寺島:「そうですね。いろいろあります。私にとっての一番の充実感と言うのはやはりネパールの人々や国の発展のために自分が役に立っているという満足感ですね。「国際援助」というと、どれだけの資金を出しているかで評価されることが多く、「資金援助」に重点を置きすぎてしまったため、多くの団体や国が大きな失敗をしてきています。……援助の主な目的は、その国の「自立」を助けることであるべきです。……たとえばネパールのように観光資源や日本との貿易に頼らざるを得ない国においては、日本語教育や日本文化教育を通して、日本や日本の会社と対等に取引の行なえる人材の成長が不可欠となります。国全体の日本語の能力を高め、日本語を学んだ人たちが将来国の経済を支えるような人材へと成長して、「国の自立」の一翼を担えるようになると、国全体も成長します。日本の外務省も数々の援助の試行錯誤を繰り返して、「日本語教育の普及」の必要性を強調するようになっています。回りくどい言い方になりましたが、「日本語を教える」というのが「本物の国際援助」につながると思うんです。実際にこうして現場で教えていると、「本物の援助をさせてもらっている」と実感することができます。これは本当に大きな醍醐味です。満足感と充実感を味わうことができています。」
CIL:「なるほど、日本語教育が真の国際援助につながるということですね。それ以外にも海外、特に発展途上国で過ごすことによって得られるものが何かありますか?」
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百人一首大会。
こんな楽しいイベントもあります。 |
寺島:「やはり、現地の人との交流でしょうか。たとえば、ネパールには、昔の日本人が失ってしまったよいものがたくさん残っています。子供のような純粋な目、人懐っこい笑顔、心の素朴さと純朴さ。好奇心旺盛な気持ちと、すぐ見知らぬ人とも友達になれる雰囲気、たまらないですね。日本にいるとまず味わえない経験ができます。そして、自分がこれらの人々を助けるための手を差し伸べているんだ、という現実を思い起こすたびに、感慨深いものを得られるんですよね。」
CIL:「それはいいですね…。ところで、博士は日本語教師になるのに英語や現地語の能力は必要だと思いますか?」
寺島:「もちろん、英語や現地語ができるに越したことはありません。でもそれらがなくても十分にやっていけます。いい日本語教師になれるかなれないかは、「言語を教えるコツ」を体得しているかどうかでほとんど決まります。英語や現地語、そしてぶっちゃけた話、日本語が話せる人でも、コツをつかんでない人、また、先ほど述べました資質、『やる気』、『熱意』、『人を助けたいという気持ち』がない人は、有能な日本語教師として働くことはできないでしょう。また、コットン教授の講習を受けている場合、自分自身の言語学習能力も格段に伸びます。現地語習得もそれほど難なくこなせます。私もネパール語のほかに、ネパールの部族語(チベット系)を学習しましたが、比較的容易に習得できました。
CIL:「博士は四ヶ国語を話せることに加え、現在三ヶ国語を勉強しておられるとか。うらやましい限りです…。最後に、みなさんに何を勧めたいですか?」
寺島:「そうですね。人生において少なくとも一度は、そして、できたら早いうちに発展途上国に住んでみてください。どこでも構いませんが、特にネパールはお勧めです。それも、可能な限り現地の人と同じような生活レベルで生活して。今まで見えなかったような新しい世界を見ることができます。先進国ではだめです。日本にどっぷりつかっているゆえに見えなかった、日本の良さや悪さなどを感じることができます。こうした生活を通して、真の意味で国際人になり、真の意味で国際貢献をする土台を据えることができます。それでお勧めしたいのは、海外に住む手段として、また援助の方法の一部として、日本語教師の道も考慮に入れてください、ということです。それから、私が宣伝するのも変ですが、「コットン教授のセミナーをぜひ受けてください。「高い」と感じて受けた人も、受講後は「なんであんなに安いんだろう」という気持ちに変わるはずです。日本語教師になることをあまり具体的に考えていない人でも、受けて損することは絶対にないと思います。」
CIL:「宣伝まで含めてくださって、ありがとうございました!」
日本語教師として働くことのやりがいや楽しさを実感することの出来るインタビューでした。 |
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次に、中国在住の卒業生からの情報です。
「中国における日本語学習に関してお知らせします。
昨日(06/10/22)のニュースで扱われていましたが、今日本の諸大学が中国人の留学生を熱心に募集しています。(昨日のニュースでは上海で日本からの各大学による説明会が開かれていました。)少子化ゆえの学生減少対策、また中国人の優秀な人材確保などのためです。日本には年間12万人の留学生が来るようですが、そのうち3分の2つまり8万人は中国人です。中国では英語に加え、日本語学習熱が増加しています。主要都市にある外国語大学では、日本語コースが設けられており、大勢の中国人学生が初級−上級コースにおいて日本語を学んでいます。大学の初級コースというのは、”あいうえお”やひらがなかたかなからスタートします。4年生くらいになるとかなり上手に日本語を話すようになっています。大学における講師、塾における講師、また家庭教師などが必要とされています。大学生に関しての情報は以上ですが、当然それ以外に社会人レベルにおいて日本語学習を必要としていることは、まちがいありません。」
とのことです。中国における日本語教師の必要性を感じ取ることが出来ると思います。
最後に、当CIL日本事務局長の千葉さんに、バングラデシュでの経験を語っていただきました。
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| バングラデシュで生活していたころの千葉さん |
CIL:「千葉さんは、バングラデシュに滞在された経験があるそうで…。」
千葉:「はい、3年ほどの間、NGOの仕事をしながら住んだことがあります。」
CIL:「向こうでの日本語の必要ということについて、どんな観察をお持ちですか?」
千葉:「まず言えることは、バングラデシュの人たちが日本に対して持っているイメージが信じられないほど良い、ということです。日本が世界でもっとも多額の経済援助をしていることだけにとどまらず、技術面でも援助をしていること、さらに、アジアを代表する経済大国であるということで、日本人に対して持っている好感度は口では説明できないほどです。日本の製品はブランド製品として扱われており、質の良さの代名詞のようなものです。当然、日本語に対する関心はとても高いものがありますが、残念ながらそれを教える人がほとんどいない、というのが現状です。」
CIL:「なるほど。千葉さんご自身は日本語を教える機会はありましたか?」
千葉:「残念ながら、その機会はありませんでした。ですが、これは99%の確信を持って言えることですが、あの国へ行って「日本語を教えたい」と言えば、断ってくる所など皆無と言っていいのではないでしょうか?もちろん、ダッカ大学ほどの大学になればいろいろと資格は吟味されると思いますが…。」
CIL:「仕事のチャンスは無数にある、というわけですね?」
千葉:「自分で動けばいくらでも見つけることが出来ると思います。とは言っても、日本で働くような給料や待遇はとても期待できませんが…。」
CIL:「なるほど…。所で、今回の「日本語教師短期養成コース」をはじめることになったきっかけや目的など、そのあたりの事情をご説明願えないでしょうか。」
千葉:「実は、今お話したようなバングラデシュや、他の国の現状を目の当たりにしたことが、今回のコースを日本で開いていただくよう、コットン教授にお願いしたきっかけでした。バングラデシュへ行って、ひとたび日本を海外から隔てている海を渡れば、そこには無限の可能性とやりがいのある仕事、様々な人たちとのわくわくするような出会いが果てしなく広がっている、ということに気がつきました。また、アジアを含め多くの国は、今日本とのつながりを様々な意味で求めています。そうした中で、もったいないことに、私たち日本人の大半は、相変わらずほとんど日本国内だけに目を向けて生きています。これではいけない、もっと外に目を向ければ、素晴らしい世界や仕事が山ほどあるのに、と思いました。」
CIL:「それで、海外での日本語教師、と言うわけなんですね。」
千葉:「実は、必ずしも日本語教師でなくともいいと言うのが本音なんです。とりあえずは、自分が身につけている日本語を使って教師として働き、海外に住んでみる。これが大切だと思うんですね。そうすると、これまで見えなかったいろいろなものが見えてきたり、やりたいことが見出せると思うんです。もちろん、それが日本語教師の仕事そのものであれば、それはそれで素晴らしいことだし、他のことであればそれでいいと思います。とにかく、とりあえず日本を出て海外で生活を始めてみてほしい。特に若い人たちにはそうして欲しい、と思うんです。私の場合のように、仮にその滞在が数年であったとしても、得られることや学べることは言葉で言い尽くせないほどだし、その間日本語教師として働くことにより、日本と海外の架け橋のような貴重な貢献が出来るわけです。それで、このCILの提供する優れたプログラムが、一人でも多くの日本人の方が海外での生活を始める上での助けになれば、と願っています。」
CIL:「なるほど、よく分かりました。今日はどうもありがとうございました。」
※このページでは、随時海外からの新鮮な情報を掲載して行く予定です。 |
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